[ベトナムってこんなとこ。:再掲載]

今日は、ベトナムで仕事をしている人なら、思わず「こういう事、あるよね〜!・わかる!」と頷いてしまいそうな仕事上での出来事を、僕の実体験からお話します。

愚痴や文句に聞こえるかも知れませんが、否定はしません。(笑)

これは僕がベトナムのあるホテルの日本料理店で責任者をしていた時の話です。


【その一】

仕込みの最中に通訳さんが、

「今日、夜、お客さんが来ます!」

飲食店ですから、そりゃお客さん来るでしょうが、予約の電話でも入ったのかと思って、

「何時に何人?」

と聞くと、

「わかりません!」

はい、会話終了!
ひょっとして予言?

何時に何人で来ようと、お客さんの勝手だからいいんですけど、人数によっては仕込みの量を増やしたり、席をキープしておく必要が有るかも知れないんで、もっと情報が欲しいところです。

※その後、お客さんに連絡を取ってもらって、時間と人数は分かったんですが、予約時間を過ぎてからキャンセルの電話が入りましたとさ…。


【その二】

食材の注文は購買部を通してすることになっていたので、毎日、注文表を書いて担当者に渡して、発注してもらっていたんですが…。

発注の次の日。

「〇〇と△△はいつ届く?」

と担当者に確認すると、

「分かりません!」

「じゃあ業者に電話して聞いてくれる?」

「分かりました!」

1時間経っても担当者から連絡がないので、仕方なくこちらから電話して、

「いつ届くか分かった?」

と聞くと、

「在庫が無いそうです!」

何ですぐに連絡してこない?!
その前に、発注した時に何で確認しない?!
(業者もどうして在庫が無いことを伝えない?)

「で、いつ納品されるの?」

と問うと、

「聞かなかったので、分かりません!」

何でそれを聞かない?!

ずっとこんな感じで、欲しい答えがもらえるまで一万年くらい掛かります…。


【その三】

ある日、濃口醤油を頼んだのに、薄口醤油が届きました。

担当者に確認すると、確かに[濃口醤油]を頼んでいるとのことだったので、業者の間違いらしい。
で、連絡してもらうと…。

「濃口醤油は在庫切れなんで、薄口醤油を使っていてくれと言っています」

別の日。

中辛のカレールーを注文したのに、届いたのは甘口。

で、業者に連絡してもらうと、

「中辛は在庫切れなんで、甘口を使っていてくれと言っています」

代わりにはならない場合が多いし、勝手に送ってこられても困るんだけどねぇ…。

つうか、在庫切れが分かった時点で、連絡して来いよ!って話です。はい。


【その四】

何品かの新メニューの写真撮影の日。

IT部門のスタッフがカメラマンだったんですけど、撮影開始の時間になっても現れないし、電話も通じない…。
料理はバッチリ出来てるのに!

1時間ほど経って、やっと電話が通じたと思ったら、

「今、外で食事中ですぐには帰れないから、明日にしてください」

忘れてたんか?!!

で、次の日。

約束の時間に再び音信不通。
2時間後に何事も無かったかのように現れて、

「では、撮影しましょう!」

なめとんか?!


こんな毎日でございました。
とにかく、予定や状況が変わった時に、事前に連絡するなんて簡単な事さえ出来ない人が多すぎる。

あるベトナム人は、これもベトナムの文化ですと言っていましたが…。


【番外編:お客さん部門】

・サバの塩焼きの注文が入ったので、焼いて出したら、「これはサバじゃない!」とクレーム入れられた。
「責任者呼んで来い!」と言っていると言われたので出ていくと、僕のスキンヘッドに怖気づいたのか「いや、なんでもないです…」と、おとなしく引き下がった。

・メニューには無かったんだけど、[ワカメサラダ]が食べたいと言われたので、生野菜にワカメをたっぷりトッピングして出したら、「野菜は要らない!ワカメだけでいい!」と言われて作り直した。

・チキン南蛮の注文が入ったので、作って出したら、「以前、別の店で食べたチキン南蛮と違う!」とクレーム入れられた。知るか?!
(ベトナム人のお客様ではなく、K国人だったけど)


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では、また。Hẹn gặp lại !