<学習書は教えてくれない!>

今回のお題は

「chết」

「死ぬ」と言う意味の単語です。

なにやら重い空気になりそうですが、日常会話で頻出しますよ、、、

本当によく耳にするのが

Chết rồi !

文字通りの意味は「死んだ」で、もちろんそのままの意味でも使われますが、日常的には「やっちゃった、、、」とか「あ~もぅ~」のような意味で、何かに失敗したり、期待通りの結果を出せなかった時の後悔や残念な気持がこの言葉になって自然と出てくるようです。

日本語でも冗談で大げさに「あ~もぅ~死んじゃう~!」なんて言ったりしますし、それと同じ感覚なんでしょうね。

chếtには他にも面白い使い方がありますよ。

Biết chết liền !

直訳すると「知ってたらすぐに死ぬ!」って感じですが、これが転じて「知ってるわけないじゃん!」という意味になるんです。

知ってたら(今頃)死んでるけど、まだ死んでない = 知らない

って事ですね。

Hiểu chết liền ! なら

「わかるわけないじゃん!」です。

因みに、chếtの元の意味の「死んだ」ではなく、丁寧に「亡くなった」と言いたい場合は

Mất rồi.

と言いますが、「mất」には「亡くなる(死ぬ)」という意味の他に、

「失う」「消える」「(時間が)かかる」という意味も有り、転じて

「結果的にネガティブな状態になる」
「~になってしまう・~してしまう」
という意味で使ったりもします。

例えば、上記の「Mất rồi」に「忘れる」という意味の「quên」をつけて

Quên mất rồi !

にすると「忘れてしまった!」「忘れちゃった~!」って感じです。

うっかり何かを忘れて、しまったぁ~って時は

Chết rồi !  Chết rồi !  Quên mất rồi !
やっべ~!忘れちゃった!!!

下品ですいません、、、


では、また。
Hẹn gặp lại !

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